2021/06/28 09:00
ヤルデン・ブリュット・ロゼ
ゴラン高原北部でもひときわ標高の高い冷涼なブドウ畑で育つシャルドネとピノ・ノワールを使い、トラディショナル方式で5年間のシュールリー熟成を経て造られるヤルデン・ブリュット・ロゼは、鮮やかな酸を湛えた華やかでエレガントなスパークリングです。
【辛口/ブリュット】
産地:イスラエル北部ガリラヤ/ゴラン高原北部の冷涼な高地
飲み頃:収穫から10年以上(供出温度:6-7℃)
醸造:トラディショナル方式(手摘みで収穫・全房圧搾・瓶内二次発酵・デゴルジュマン前に最低5年間瓶内シュールリー熟成)
品種:シャルドネ66%、ピノ・ノワール34%
ドザージュ:4.0g/L
Alc:12.0%
酸:8.6g/L
pH:2.89
気圧:4.5バール
■2013年ヴィンテージ情報■
雨の多い冬の後にやや暖かい春が訪れ、ブドウの生育が早まると思われましたが、6月~7月の冷涼な気候な影響で収穫の開始が例年より1週間ほど遅れました。
7月以降も冷涼な気候が続きましたが、著しい猛暑や厳寒は見られず、ブドウは美しく熟れ、10月末に収穫を終えました。
総じて、偉大なワインを生み出す素晴らしい優良年となりました。
■テイスティング・ノート■
苺やクリームを思わせるアロマティックな香りが引き立ち、花や柑橘系果実、レモンの果皮、ミネラル、焼いたバゲットの仄かなニュアンスが香ります。
華やかなバラ色の色調に爽やかで溌剌とした酸、心地よく長い余韻を持つ鮮やかで複雑味のあるスパークリング・ロゼ。
★相性料理
イエローテイル(ブリやアジ、フエダイなど黄色い尾びれを持つ魚)のタルタルソース和えなど繊細な味付けの和食、グラブラックス(北欧の伝統的な魚の塩漬け)などの旨味のある料理、チョコレートコーティングしたラズベリーなどの甘いデザートとも抜群の相性。